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ひまわり 8/9号(静止気象衛星)

「静止気象観測衛星:GMS 8/9(ひまわり8号/9号)」は、三菱電機(MELCO)の開発であるため、木製衛星キットにJAXAの「COSMODE」ロゴはつきません

「気象観測衛星 ひまわり-8/9 木製模型キット」には、下記の組み立て図が添付されています

 以下は、画像による「組み立て」の説明です。
(画像は、手順をわかりやすくするためのものです。組み立ての順番が、添付の「組み立て図」とは多少ことなります。
実際の作業は、「組み立て図」を参照してください)
 接着剤は、木工用ボンドを使用してください。完全に乾くまでに時間はかかりますが、透明になるので仕上がりがきれいになります。また複数のパーツを接着するときは、生がわきの状態になったところで形状を整えることができます。

 なお作業をはじめる前に、添付「組み立て図」の「本製品」について、または本ホームページの「模型シリーズ」にある「木製模型キットについて」をお読みください。

STEP1 

 静止気象観測衛星「ひまわり」シリーズは、1号から5号まではスピン安定方式でした。6号機からは、3つのリアクション・ホイール(はずみぐるま)で衛星のX、Y、Z軸をコントロールして姿勢を保つ、3軸安定方式になっています。ひまわり8/9号の、3軸制御装置が内蔵されたバス機器(衛星本体)は、三菱電機(MELCO)のDS2000です。

1. 台座(スタンド)の組み立て
 添付の組み立て図を参考にしてください

2. Ka バンド アンテナ
 パーツの面と位置に注意してください

3. 本体(衛星バス)の組み立て
 本体は、箱のような構造になっています。添付の組み立て図とともに参考にしてください。

4. アポジエンジン、SEDA等、機器の取り付け

STEP 2 Mission Unit の組み立て

1. AHIの取り付け
 AHIとは、可視赤外放射計 (Advanced Himawari Imager)です。16バンドもある画像センサーで、かんたんにいえばとても繊細なカメラです。そのためロケットで打ち上げるときには、損傷を防ぐためにフタがしてあります。軌道に上がってから、フタを開きます。

2. Mission Unit の組み立て
 各パーツにある●、▲、■、✖️の印を利用し、パーツを差し込みます。添付の組み立て図を参考にしてください。

3. 各種パーツの取り付け
 組み立て図の説明にしたがって、パーツを順番に取り付けます。

STEP 4  本体との接合

AHIなどのパーツを取り付けたら、Mission Unit の Imager Bench を本体に接合し、完成です